アンカリングのテクニック 走錨について

アンカリングのテクニック
走錨について
走錨とはアンカーが海底から外れてしまい、もしくはアンカーが海底を引きずりボートが潮流に流されてしまう状態のことです。
ボートフィッシング（特にカカリ釣りなどアンカーをポイントに投錨して釣る方法）の場合はポイントからボートがズレてしまい釣りにならず、停泊時や船中泊をしているときは漂流しているのと同じですのでとても危険な状態です。



走錨の確認方法
マイボート釣りの場合、船長である自分が走錨に気が付かなければ魚が釣れないので常にアンカーが掛かっている状態を確認しなければいけません。一般的なボートフィッシングで走錨しているかどうかの確認はＧＰＳを使用して位置確認をするのが一番確実にボートポジションがわかります。ＧＰＳの情報で走錨しているかアンカーが効いているか確認するのが最適です。
ボート釣りでは思い通りの釣りポイントにアンカーを投錨するテクニックも重要ですが走錨しているかどうかをいち早く察知して、走錨している場合はボート位置を立て直すボートポジションを釣れているポイントに修正するテクニックも重要です。


走錨しない為のコツ
風や波が高く強い場合はどうしてもアンカーが抜けてしまい走錨しやすくなってしまいます。
走錨させないコツというか予防としては
・海底の状態に合ったアンカーを使用する
・アンカーチェーンをアンカーとアンカーロープの間に入れる
・チェーンを通常より長くとり、太いチェーンを使用する
上記３点がボートフィッシングでボートの走錨を防ぐための予防方法です。


流し釣りのテクニック

ボート釣りで親しまれている釣法"流し釣り"において潮流が早すぎるケースにワザとアンカーを走錨状態にしてボートが流される速度を調整するボートフィッシングテクニックもあります。
またシーアンカーと呼ばれるパラシュート型のアンカーをボートから流しボートを安定させるボート釣りテクニックもあります。

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