船外機のアラームについて

船外機のアラームについて

船外機エンジンには何らかの異常を感知した場合操縦者に
異常を知らせるアラームが鳴ります。
現行の船外機の多くにアラームやモニターシステムが採用されています。

アラームシステムはいわばオーバーヒートをはじめとしたエンジントラブルをエンジン破損前に知らせてくれる
警報機です。

船外機のアラームがなるほとんどの異常は下記の不調によるものです。
(違う故障でアラームがなる場合もあります。詳しくはメーカーの船外機マニュアルを参考にしてください)



1 エンジンオイルの不足により起こる油圧の低下
(不足分のエンジンOILを注ぎ足すことで簡単に直ります)

2 サーモスタットの故障や異常
(船外機部品としてはそんなに高価なパーツではありません。サーモスタットに異常がある場合は交換しましょう)

3 ウォーターポンプの異常や故障
(部品交換で治すのが手っ取り早いでしょう)

4 アラームシステムのセンサー不具合
(案外厄介な故障です。プロに修理を任せるのがオススメです)


アラームは故障の改善をしないと鳴り止まないことがほとんどです。
素人判断では難しいことも多いです。
何らかの船外機アラームが鳴った場合、念の為プロの船外機整備士に
相談することをオススメします。

予期せぬ船外機の故障を引き起こす可能性もあります。アラームが鳴った場合は早期に
整備に診断してもらいましょう。

またアラームが鳴っているにも関わらず沖上がり(帰港)しない方も稀におられます。
大変危険ですので、船外機アラームが鳴ったら必ず一度マリーナに帰港しましょう。

アラームを無視して帰港できない海難事故が良く起こっています。

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