船外機の基本的なメンテナンス

船外機の基本的なメンテナンス

2ストローク船外機から4スト船外機の時代と移り変わりました。
4ストローク船外機は2スト船外機には無かったエンジンオイル交換という基本的なメンテナンスがあります。
各オイル交換は基本中の基本メンテ項目となります。
永く良い状態を保つにはオイル交換以外にも定期的な点検、メンテナンスが必要となります。

4ストローク船外機の基本的なメンテナンス項目を一覧にしました。



・エンジンオイル交換
交換目安は100時間、もしくは半年に一度の交換がオススメです。
またオイル交換だけでなく、色や質、量なども日頃点検しておきたいです。

・オイルエレメント交換
交換時期の目安は1年に一度、もしくは200時間で交換です。
OIL交換2回に一度はエレメントも交換すると調子を落としません。

・ギアオイル交換
エンジンオイル交換よりこまめに交換したいオイルがギアオイルです。
プロペラ取り付け部分から海水が混入することが多く劣化しやすいオイルです。
マニュアルに記載されているより早期のギアオイル交換をオススメします。
白く濁っていたら海水が混入しています。そのような場合はブッシュも点検したいです。

・アノード交換
エンジンアノード(冷却経路内にあるアノード)は減りが目だってきたら
交換します。案外知られていない船外機のメンテナンスです。
一度減り始めると・・・予想外な速さで減りだすのが冷却経路のアノードです。
メーカーマニュアルでは3分の2程度の減りで交換するようにと書いてありますが
4分の一で交換することをオススメします。
エンジンアノードの早期交換はエンジンを傷めるリスクを減らしてくれます。
プロペラ上部にあるアノードも日頃から減り具合を見ておき、減っていれば交換しましょう。

・プラグ交換
2スト船外機とは比べ物にならないほど長持ちするのが4スト船外機のプラグです。
劣化しにくい部品ですが100時間に一度、もしくは半年に一度ぐらいのペースで交換すると
不調になりにくいです。

・グリスアップ
スイベルブラケット、ステアリングブラケット、スロットルリンク、シフトリンクのグリスアップは
しっかりとしておくべきです。
ニップル部分にはグリスガンを使いしっかりとグリスを注入したいです。

・燃料フィルター交換
2年に一度は交換しましょう。
燃料タンクから船外機の間に燃料フィルターを装備している場合は船外機内部の燃料フィルターの
交換時期はもう少し空けてもよいでしょう。

・サーモスタット点検
異物が入り込んでいないか確認します。
船外機の不調要因で多いのがサーモスタットの異常です。
高価なパーツではないので定期的に交換することもオススメです。


これらの項目は特にしっかりとしておきたい4スト船外機の点検、交換項目です。

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